2015年02月26日 (木) | Edit |

 兵庫北五丁目で活動する『兵庫北まちなみづくりの会』が、平成26年度 第18回佐賀市景観賞を受賞しました。
 応募作品総数66点の中から選ばれた3点のうちの特別表彰に輝いた『兵庫北のまちづくり』を紹介しましょう。

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【まちなみの様子】


 場所はゆめタウン佐賀の南になりますが、すぐ傍には中高層のマンションが建っていますが、二方向は駐車場が隣接する閑静な住宅街です。
 赤いラインで囲まれた部分が今回の景観賞をいただいた事業地です。
 この写真も近所のマンションから撮影させていただきました。

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【まちなみの全景写真】





 表彰対象の『兵庫北のまちづくり』は、全戸が道路面に60㎝幅の花壇を作ること、その花壇の奥にはフェンスではなく低木の生垣植栽を配すること、各戸の道路面に最低1本のシンボルツリーを植えることなどの景観を統一するルールをつくり、家づくりとまちなみづくりを行ってきました。

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【まちなみの写真】




 佐賀市景観賞を受賞した建物や地域にはプレートが設置されます。
 そう、佐賀市内を歩いていますと突然見つかることのある、あのプレートです。
 さすがに、プレートを設置してあるところは、それなりに品があるように思えていました。

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【設置されたプレート】





 昨年は佐賀の木・家・まちづくり協議会や佐賀県が主催します、『佐賀のまちづくり賞』を受賞したばかりで、二年続きの受賞に喜んでいます。

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【芝桜の咲いたまちなみ】





審査員のお一人、佐賀県造園建設業協会の久保会長からは「住民自らがまちなみルールを創り、思い思いの緑の演出をし、それらが一体化しています。美しく住みやすいまちを創出し、地域の誇りや活気にも通じる優れた取り組みであると評価しました」と講評をいただきました。

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【まちなみの写真】





 もう一人の審査員のコメントでは、「どのようなまちなみにしていくのかも、その景観を守り育てていくのも、そこに住む人の気持ちと連帯感であることを改めて感じました。コミュニティが景観の維持に必要であるというモデルケースだと思います」と、高校非常勤講師の草場栄美さん。

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【暮れに開催のもちつき交流会の様子】





 住宅とまちなみが完成してからは、まちの住民による、まちなみを守り育てる活動を行っています。清掃活動や消毒作業などを共同で行う活動に加えて、毎年暮れには『餅つき交流会』を開催したり、近隣農家の畑に植えてある芋を掘らせていただく『(迷惑な)芋掘り大会』を開催しました。

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【清掃活動の様子】






 近隣農家の野口幸男さんにお願いして、地区に隣接する畑の芋を特別に掘らせていただきました。
 掘った芋は図々しく、ぜ~んぶいただいてしまいました。
 この芋を二週間ほど寝かせて、焼き芋交流会をすることになります。
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【芋掘り大会で大喜びの美少女軍団】





 イベントは子どもやお年寄りを中心とした『パークゴルフ大会・焼き芋交流会』を行うなど、地域のコミュニティ作りに力を入れているところを評価していただき、今回の受賞につながったようです。

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【パークゴルフ大会の様子】





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【パークゴルフ大会の親子チーム】





 住民の『まちなみ』を守り育てる活動を続けるうちに強力なコミュニティが生まれました。
 特に子どもを中心にした活動が活発で、地域行事にも交流にも進んで参加する気運が高まり、交流活動の拠点『みんなの広場』はこの時期に開放されました。

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【みんなの広場で行う家族交流会】





 『みんなの広場』に面する三方のフェンスが取り外されて、子どもたちが自由に広場に出入りし、それを地域の大人が見守る様子は、まさに地域コミュニティの見本といえます。

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【取り外されたフェンスが今では4か所になりました】





 この通りに、ひときわ大きなシンボルツリーの『ヤマモモ』があり、その果実を収穫する『収穫祭』には何人もの住民が集まります。
 収穫した果実を使い『ヤマモモ酒』や『ヤマモモブランデー』などを仕込んだ後は決まって懇親会が行われます。

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【収穫時期のヤマモモ】





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【収獲の様子】





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【ヤマモモ酒を作ります】





 その後、数ヶ月経過した懇親会ではそのヤマモモ酒が提供され、ますます懇親の場が楽しく深まっていく様子を『地域循環活性化型コミュニティ』と呼んでいます。

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【餅つき後の懇親会の様子】





 住民のリーダーの一人、福田良嗣さんは「私たちはこれからも、私たちの宝であるこのまちなみと、子どもや高齢者を中心にしたコミュニティを守り育てる活動を続けながら、『このまちなみを作り、住んで良かった』と誇れるまちに進化させていかなければいけません」・・・と語ってくれました。

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【福田家も親子で餅つき交流】





 さて、なんと言っても『みんなの広場』の所有者で、ムードメーカーの『噂のKさんこと、野口清二さん』を忘れてはいけません。
 自宅南面にある70㎡の敷地を、植栽もせず草花も植えないで、子どもや近隣のコミュニティに無償で提供していただいています。

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【Kさん一家も次男の里帰りで親子が揃って餅つき交流】





 この『みんなの広場』に置いて良いのは、みんなで使う椅子やテーブルも収納するKさん所有のスチール物置一台と、みんなで作った交流会用の『バンコ』のみです。
 この『バンコ』は、テーブルにもなるし長椅子としても使える優れもので、『みんなの広場』のセンターテーブルになりました。

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【バンコも、夏休み木工教室で作ったみんなの自信作です】

※長い長いブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。
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